好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 

  


  矯正歯科を大阪・京都でお考えなら好田矯正歯科。

 開咬症例
 (その1)


開咬(かいこう、オープンバイト)症例の1番目の症例をご紹介します。
上下顎小臼歯3本抜歯で治療が行われました。 
この症例は第41回近畿東海矯正歯科学会学術大会(2001)で発表した症例です。

インターネット予約

メール相談

好田矯正歯科 大阪府茨木市駅前1-2-24  TEL 072-620-6048

Home 

 

    
  
Home  成人症例の公開 > 開咬(その1)



 

治療前 

24歳 社会人女性 
この方の主訴(患者さんが一番気にして訴えていること)は、上の歯と下の歯が全くかみ合わず、ぜんぜん食物がかめないということです。
上下のくちびるがとびだしているのも少し気にされています。
顎の成長が完全にとまった大人の方でも矯正歯科治療を受けていただくことが十分可能です。
 
お口元の写真
口唇の赤唇部分(くちびるの赤い部分)が厚みをましたようにみえ、上下のくちびるがややとびだしています。
  お口の中の写真
この方、この年齢までよく辛抱なされたと思います。また、左側犬歯(向かって右側の糸切り歯)が先に抜かれてしまい歯の数が1本足らない状態です。
これが理由で、上の歯列の前歯一群が左側(向かって右側)へ偏位してしまっています。

その結果、上下の歯列(歯のならび)の中央が一致しなくなっています。さらに、残念なことに歯と歯の間が黄ばんだような部分があります。これは不正咬合(悪い歯並び)の期間が長かったために歯のお掃除がゆきとどかず、歯が変色してしまったのです。
こうなる前に矯正を始めておけば良かったでしょう。

診断

上顎歯列の偏位を伴う開咬症例です。

治療方針
前歯と奥歯の機能向上と口元の審美性の改善のため、上顎右側第一小臼歯、下顎両側第二小臼歯の合計3本を抜歯して治療することが必要です。

上顎の前歯は、抜歯によって右側に移動させて、お顔の中心に歯を一致させます。
同時に、上顎前歯を内側に傾斜させて開咬を治療します。

下顎は抜歯によって歯列を小さく矯正して、下顎前歯の傾斜を内側に傾斜させ矯正を進め、開咬を治します。

使用装置
歯の外側からのエッジワイズ装置

●上下の歯が前歯から小臼歯(犬歯の後ろで大臼歯の前に2本ある)までが接触を失い全く無咬合(かみあわせがない)の状態であることがよくわかります。
 
 

治療後

1年10ヶ月の動的治療を行いました。 


お口元の写真
 
術後の写真です。患者さんが一番気にしていた部分は十分に改善できたと思います。(私の主観です。) 
お口元の写真から、唇のとびでた感じがなくなりました。(私の主観です。) 
その結果、赤唇の厚みが薄くなり、口元がきりっと引き締まったようにみえませんか?そうです!オトガイの部分が良くなりましたね。(私の主観です。) 
 
 
お口の中の写真
上下の前歯や奥歯の咬合関係(かみ合わせ関係)が矯正され正常になりました。
前歯の関係も矯正されて食物を噛み切る機能も著しく向上しています。
また、奥歯のかみ合わせの関係も良く矯正されていて、食物をすりつぶす機能が向上されています。

評価
改善の見られる矯正治療結果です。 

矯正歯科治療の目的は、お口元の審美面の改善ということだけでなくこの症例のように消化器官としての歯の機能を改善(回復)するという重要な役割があります。
そういう観点からみて、この症例は抜歯(歯を抜くこと)を決断することにより良い治療ができたとおもいます。

残念な点
治療中に痛みによって親知らずの抜歯をせざるを得なくなりました。 時間に余裕があったので、親知らずを抜歯せずに配列したいと思ってたのに残念でした。

●この症例は第41回近畿東海矯正歯科学会学術大会(2001)で発表した症例です。
日本矯正歯科学会認定医の5年毎の更新のときに、試問に用いた症例です。
”難しい症例をうまくまとめた”と評価されました。 


 ●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x22回

この治療で生じる可能性がある一般的リスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する場合があります。
矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。治療開始は慎重な決断が必要です。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、歯の動き方や治療内容に個人差があるので治療期間が延長することがあります。
最初は矯正装置による不快感、お口の内側に痛み等があります。装置に慣れる期間が必要です。
◆歯の移動時には浮いたような感じがあり、痛みを伴うことがあります。
装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療にはあなたのご協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
治療中は装置が付いているため歯が磨きにくくなります。治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。定期的なメンテナンスも積極的に受けてください。
◆症例によっては、歯が動いて 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮する場合があります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じて短くなる場合があります。
◆症例によっては、歯髄の
神経が障害を受けて歯髄壊死が生じる場合があります。
◆症例によっては、
歯と骨が癒着していて歯が動かない場合があります。
◆症例によっては、金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆関節の状況が元々よくない人は、
「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症が発症することがあります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療前中後に作り直さないといけないことがあります。

矯正装置を誤飲する場合がありますのでご注意ください。
矯正用アンカースクリューを複数本数使用する可能性があります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えたり、咬み合わせの微調整のために歯を削ることがあります。
◆矯正 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
 ※エナメル質には元からクラック(ひび)があります。このクラックは経年的に増えてゆきます。
◆矯正 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。再治療等が必要になる こともあります。
◆矯正
装置が外れた後、保定装置をしっかり使用しても歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
◆これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置できるだけ長く使用しましょう。
◆矯正
装置が外れた後、骨格の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する場合があります。
◆矯正装置が外れた後、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が吸収すると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。
◆矯正装置が外れた後、第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。

◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払いください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただけないことがあります。
◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。
  それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
 セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。

 


   

好田矯正歯科   大阪府茨木市駅前1-2-24  TEL 072-620-6048  

  

このサイトは矯正歯科医師によって作製・運営管理されています。
●サイトの作製責任者 院長 好田春樹  歯学博士  
Copyright 2000 -2020  Dr.Haruki Kohda & Kohda Orthodontic Office All Rights Reserved 
. Since 10 February 2000