好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 

  


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 上顎前突症
 (その12)

上顎前突症の12番目の症例をご紹介します。
22歳 学生女性 ガミースマイルを歯科矯正用アンカースクリューを使って
非抜歯で治療した例です。

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好田矯正歯科 大阪府茨木市駅前1-2-24  TEL 072-620-6048

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治療前 

22歳 学生女性
この方は、笑ったときに上顎の歯ぐきが目立つこと(ガミースマイル)を気にされています。 

お口元の写真

上の唇が少し出ているように感じられます。
確かに笑うと、歯ぐきが著しく露出しますね。気にする方は多いかもしれません。
矯正と関係がないと思ってる人も多いんじゃないでしょうか。
もろ矯正の話なんです。

 
お口の中の写真 
上下歯列ともにきれに並んでいます。叢生(でこぼこのこと)じゃほとんどありません。
しかし、上顎前歯が下に伸びて来ています。咬み合わせがうんと深くて、下顎前歯が全く見えない状況です。これを過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。

上顎前歯は内側に倒れ込んでいます。傾斜がおかしいのです。内側に傾斜しすぎです。
前歯の根っこの部分が逆に外側に突き出ています。
笑うとこの骨と歯ぐき部分が前に露出してくるのです。
前歯が下に伸びていて、傾斜もおかしい。 これがガミースマイルの原因です。

奥歯の上下のかみ合わせ関係を見ると、上顎の奥歯が下顎の奥歯よりも少し(2-3mm)前にある関係です。軽度ですが”U級大臼歯関係” と呼びます。

上顎の奥歯が前に来ている不正咬合も”上顎前突症”または”出っ歯”に分類されるのです。

診断 
前歯の過蓋咬合をともなう上顎前突症

治療方針
上顎前歯の傾斜を正しくします。前歯は内側に倒れ込みすぎです。
 前歯の根っこの位置を後退させます。骨と歯ぐきの位置がへっ込みます。

上顎前歯を骨にめり込ませる。咬み合わせを浅くしてゆきます。

上顎歯列全体の後方移動
 上顎奥歯を後退させます。これによって、上顎前歯の歯根を後退させる場所を作ります。
 しかし、この治療方法は簡単ではありません。5−6年以前ではほぼ不可能な計画でした。
 歯科矯正用アンカースクリュー(OAS、矯正用インプラントのこと)の出現で可能になりました。

小臼歯4本抜歯について
 
上顎前歯が内側に倒れ込んでいます。この様な場合には抜歯はできません。前歯が過蓋咬合の時は、抜歯するととんでもないことになることがあります。上の唇の出方を見ると抜歯をして改善したいところですが。

使用装置
歯の外側のエッジワイズ装置

 

治療中
歯科矯正用アンカースクリューを使っています。
上記の治療方針のを同時に進めています。
6ヶ月後です。
上顎前歯が上にあがってきています。
下顎の前歯が見えてきたので、下顎にも装置を付けることが可能となりました。
上記の治療方針のをしています。
歯科矯正用アンカースクリューを使用して、上顎大臼歯を後方移動しています。犬歯の後ろに空隙ができてきています。
ここまでくればしめたものです。

 

 

治療後 (2年8ヶ月の動的治療の結果)

お口元の写真
上の唇の突出はやや改善されました。
ガミースマイルが改善されました!
これが一番ではないでしょうか。

非抜歯ですが変化が得られました。

 
お口の中の写真
上下歯列ともにきれに配列できました。
前歯の過蓋咬合が改善されました。
前歯の傾斜は正しくなりました。歯根の骨と歯ぐきが後退しました。

上顎の奥歯と下顎の奥歯は正常になって、”T級大臼歯関係” となりました。
奥歯を治せば、このように前歯は自然に正常になるのです。

評価
上顎の奥歯は、2〜3mmほど後退しています。
治療期間が2年8か月です。

●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x32回

この治療で生じる可能性があるリスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、治療内容によれば更に時間が必要なこともあります。
◆装置に慣れるまでお口の内側が痛いことがあります。
◆歯の移動時には痛みが伴うことがあります。
◆治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮することがあります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じる場合があります。
◆症例によっては、歯髄壊死が生じる場合があります。

◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療後に作り直さないといけないことがあります。

◆関節の状況が元々よくない人は、顎関節症が発症することがあります。
◆動的処置後に装置を撤去しますが、必ず歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
 これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置は重要です。 2年間は必ず通院してください。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を複数本数使用する可能性があります。
◆矯正治療後に第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えるために削ることがあります。
◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払いください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただけないことがあります。
◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
 セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。

 


   

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●サイトの作製責任者 院長 好田春樹  歯学博士 
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