好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 

  


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 上顎前突症
 (その10)

上顎前突症の10番目の症例をご紹介します。
25歳 社会人女性 上顎小臼歯2本を抜歯した症例です。

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治療前 

出っぱ矯正/治療前出っ歯矯正/治療前上顎前突症の矯正/治療前

25歳 社会人女性
この方は、上の前歯と上くちびるが前に出ていることを気にされています。 

お口元の写真

上の唇が少し出ているように感じられます。
上の唇が、下の唇を覆い隠すような感じもします。 上下の唇の見え方のバランスが欠けているようです。

唇を閉じてもらっていますが歯が少し見えていますね。(
オトガイには筋肉の緊張があります。 少し形はいびつです。

 
お口の中の写真 
上顎歯列はV字型。
歯列はきれいにならんでいます。
歯列中央に隙間があります。

上顎2本目(側切歯)が退化傾向で、歯が細長くなっています。
前歯はかなり前突しています。(右中下

前歯の上下の関係、つまりかみ合わせが深すぎます。(右上中下
これを”過蓋咬合”(かがいこうごう)と呼びます。

下顎の前歯は軽度の叢生(でこぼこ)です。

診断 
過蓋咬合を伴う上顎前突症です。 

治療方針
上顎前歯の前突を改善するために、第一小臼歯を抜歯する矯正をします。




  過蓋咬合を改善するために、上顎前歯と下顎前歯を圧下(骨にめり込ます)する矯正を行います。(これは難しいです)

過蓋咬合の場合は、下あごの抜歯をすると、さらに過蓋咬合を増悪化させ矯正治療そのものを失うことが多いです。

上顎側切歯の幅を大きくする。
これは治療中に虫歯治療用の素材を用いて、歯を大きく作り変えます。
この費用は無料です。

使用装置
歯の外側のエッジワイズ装置

 

 

治療後 (2年6ヶ月の動的治療の結果)

 

 

お口元の写真
上の唇の突出は改善されました。
唇の上下のバランスは均等になってようです。(私の主観です。)

上唇がへこんだと同時にオトガイが前に出てきました。 白人のお口元のようです。(私の主観です。)
オトガイの緊張がとれて本来の形になりました。(私の主観です。)

 



お口の中の写真
上下歯列ともU字型の良好な形態にかわりました。(左上下) 

上顎のみ抜歯をする治療では、上下の歯の数が合わなくなります。
しかし、心配はいりません。 上下は緊密に咬合させることができます。(右中下

この状態をFull ClassUとよんでいます。
この場合は上顎の親知らずを咬合に組み入れることができます。

通常、第三大臼歯(親知らず)は抜歯することが多いですが、今回は使用しました。装置を伸ばして咬合に組み込んでいます。
丁寧で良い治療と思います。
(治療期間が少しは延びても、提案はいつも行うようにしています。)

上顎前歯の傾斜は改善されました。
歯の根元の骨の形も同時に変わっていますね。 
歯根の移動と同時に骨の形も変形させることができます。 (これを骨の改造と表現します。) これを利用して審美的な改善を行うことができます。(右中下)。

前歯の
過蓋咬合も改善されました。
とても浅いかみ合わせです。 オーバートリートメントしています。


評価
治療期間が2年6ヶ月必要としました。

この症例は過蓋咬合の程度が厳しかったので、治療もやや困難な矯正となりました。 
また、上顎親知らずを大事にして矯正をしましたので、さらに時間がかかりました。 





 

●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x30回

この治療で生じる可能性があるリスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、治療内容によれば更に時間が必要なこともあります。
◆装置に慣れるまでお口の内側が痛いことがあります。
◆歯の移動時には痛みが伴うことがあります。
◆治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮することがあります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じる場合があります。
◆症例によっては、歯髄壊死が生じる場合があります。

◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療後に作り直さないといけないことがあります。

◆関節の状況が元々よくない人は、顎関節症が発症することがあります。
◆動的処置後に装置を撤去しますが、必ず歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
 これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置は重要です。 2年間は必ず通院してください。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を複数本数使用する可能性があります。
◆矯正治療後に第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えるために削ることがあります。
◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払いください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただけないことがあります。
◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
 セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。


 


   

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