好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 

  

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 叢生症例
 (その6)


叢生症例の6番目の症例をご紹介します。
一見すると、受け口で下顎前突症に見えます。
最初は非抜歯で治療をすすめ、途中で抜歯を行いました。

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好田矯正歯科  大阪府茨木市駅前1-2-24  TEL 0726-20-6048 

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治療前 

15女性 
患者さんとお母様のご希望は、上下の前歯をなんとか普通にして欲しいということでした。
 
お口元の写真
下の唇がかなり出ています。 
正面からみると下唇の赤唇部(赤い部分)が厚く見えます。
受け口のひとのお口元はこのように見えることが多いです。
 
  お口の中の写真 
上顎前歯に凸凹が集中しています。
左側の犬歯はとんでもないところにあります。
でも、なんとかなります。
奥歯のかみ合わせはさほどに悪くありません。


診断
 
この症例は一見、受け口に見えますが、骨格は正常に近いです。 下の前歯が上の前歯の押し出されて、この不正咬合が出来ています。叢生が診断名となります。
 したがって、下の前歯の角度を内側に入れて、上下前歯の関係を改善することが望ましいと思います。 そうすれば、下唇の状況もよくなります。 

治療方針
上顎前歯の叢生の改善のため第一小臼歯の抜歯。 下顎前歯の傾斜の改善のため第一小臼歯の抜歯。
 しかし、とりあえずは抜歯を遅らせて治療を進めます。
 というのは、お母様には十分ご理解をいただきましたが、この中学生の患者さん、口数が少なく本音がわかりにくく、ほんとうは抜歯を嫌がっているのではないか、と感じたからです。 

使用装置
歯の外側のエッジワイズ装置


 
 
 

治療中

1年程度経過
の動的治療中です。

お口元の写真
 
変化しました。
上唇部分が前に出て下唇はややへっこみ、上下の唇の関係は改善されたかのように見えます。 しかし、上下唇ともに前に出すぎています。
無理やりに閉じている感じがよくわかります。
 これは良いとはいえません。
 
 

お口の中の写真
なるほど、歯列はキレイに整いました。
奥歯の上下のかみ合わせもまあまあです。
しかし、前歯の突出感があります。 歯ぐき全体を見ていただければわかります。

ここでの評価
とりあえず、ならべてみました。
歯を無理やりに並べるとこのような感じのならび方になります。
 お口元の状況から、当初の計画通りに第一小臼歯抜歯を4本行いました。 
 始まって1年も経過しますと、段々とこの方とのコミニューケーションも出来てまいりましたので、安心して抜歯がすすめられました。

世間で”非抜歯”を謳っているところはこのような治療で終わりになります。

患者さんと相談して決める事柄ですが、
当院での治療でこのような終了は極力なくしたいことです。 私の美学には合わないです。

 


 
 

治療後

2年8ヶ月の動的治療を行いました。 

お口元の写真
 
変化がはっきりとわかります。(私の主観です。) 
上下唇部分は、治療前よりも治療中よりも改善していますね。(私の主観です。)
スッキリした感じです。(私の主観です。)
唇を閉じたときにも違和感がなくて軽い感じです。(私の主観です。)
下唇の赤唇部分が薄くなったように見えます。 (私の主観です。)
 
 

もう一度治療前を確認(下)
お口の中の写真
奥歯の上下のかみ合わせは、1対2歯に咬みこみ改善が見られます。(右中下写真) 
歯列の形状も理想的です。(左上下写真)
上下歯列の中央は上下で一致しています。
(右上写真)

評価
上下顎の前歯の関係は良好です。
治療中の突出感もなくなりました。
奥歯の上下関係も良好になりました。
下の前歯の外側の歯ぐきが見えるようになりました。( 緑⇒)すなわち骨の中心に歯が位置している証拠です。 

 これは重要な評価ポンイントです。
治療前の写真では、下の前歯の裏側の歯ぐきばかり良く見えていて、歯の外側の歯ぐきはほとんど見えません。 すなわち歯の外側には骨があまりなく、がけっぷちに歯が位置していることを示します。 今回の抜歯の治療はこの点にまで改善が及びました。 とても地味な内容ですが将来の歯周病の予防という点で重要な要素となりうると考えています。 
 
 やたら非抜歯治療ばかりがもてはやされ、抜歯治療のよさが正しく理解されていないようです。 矯正歯科治療が一般化したのはとても良いことですが、医者の側が大衆迎合的に非抜歯治療をもてはやすのはよくないですね。

 このページを見ている方には、矯正歯科における抜歯治療の良い意味を正しく知っていただきたいのです。 



 
 

●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x32回

この治療で生じる可能性がある一般的リスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する場合があります。
矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。治療開始は慎重な決断が必要です。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、歯の動き方や治療内容に個人差があるので治療期間が延長することがあります。
最初は矯正装置による不快感、お口の内側に痛み等があります。装置に慣れる期間が必要です。
◆歯の移動時には浮いたような感じがあり、痛みを伴うことがあります。
装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療にはあなたのご協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
治療中は装置が付いているため歯が磨きにくくなります。治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。定期的なメンテナンスも積極的に受けてください。
◆症例によっては、歯が動いて 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮する場合があります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じて短くなる場合があります。
◆症例によっては、歯髄の
神経が障害を受けて歯髄壊死が生じる場合があります。
◆症例によっては、
歯と骨が癒着していて歯が動かない場合があります。
◆症例によっては、金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆関節の状況が元々よくない人は、
「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症が発症することがあります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療前中後に作り直さないといけないことがあります。

矯正装置を誤飲する場合がありますのでご注意ください。
矯正用アンカースクリューを複数本数使用する可能性があります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えたり、咬み合わせの微調整のために歯を削ることがあります。
◆矯正 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
 ※エナメル質には元からクラック(ひび)があります。このクラックは経年的に増えてゆきます。
◆矯正 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。再治療等が必要になる こともあります。
◆矯正
装置が外れた後、保定装置をしっかり使用しても歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
◆これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置できるだけ長く使用しましょう。
◆矯正
装置が外れた後、骨格の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する場合があります。
◆矯正装置が外れた後、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が吸収すると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。
◆矯正装置が外れた後、第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。

◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払いください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただけないことがあります。
◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。
  それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
 セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。

 


   

好田矯正歯科   茨木市駅前1-2-24  TEL 0726-20-6048  

 

●サイトの作製責任者 院長 好田春樹  歯学博士 
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