好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 
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 上下顎前突症
    (その8)

上下顎前突症の8番目の症例をご紹介します。 30歳主婦。
この種の症例は、お口元が出ているのが特徴です。
オトガイの梅干上の緊張を除くことができました。
TAD(ミニスクリュー、矯正用インプラント)を効果的に使用しました。

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好田矯正歯科 大阪府茨木市駅前1-2-24  TEL 072-620-6048

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治療前 

口の周囲の筋肉の力を抜いて安静にします。お口は少し開いた状態になります。大阪・京都・神戸・矯正歯科・上下顎前突症お口を閉じた正面、オトガイに緊張がみられます。大阪・京都・神戸・矯正歯科・上下顎前突症

30歳主婦
この方は、閉じたときのお口元の突出とオトガイのふくらみを一番に気にしておられます。
 
お口元の写真
最初に唇をリラックスしていただきます。 自然にはお口が閉じれないです。
このときの上下唇の間隔をインターラビアルギャップといいます。理想は1mm程度ですが、
この方は8mm以上ありそうです。(左から1つ目

次に唇を閉じていただきます。 
上唇と鼻との角度をナゾラビアルアングルといいますが、これが90°より小さくなっています。
これは、上唇が前に突出していることを示します。

オトガイの形もいびつですね。
下唇のオトガイ筋の過緊張が原因でこのような形になります。 まるで、梅干状ですね。
上記のインターラビアルギャップの大きい方ほど、このいびつな傾向が強く出てきます。
おまけに、下の唇が出て見えます。 
上の前歯の先が下唇がを押すのでこうなります。 
これがもっとひどくなると、受け口に見えてしまいます。(左から2つ目


オトガイには梅干状の筋肉の緊張が見られます。(左から3、4つ目

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上の歯列はきれいにならんでいます。 下の歯列も叢生がなくきれいです
 
お口の中の写真 
上下顎歯列は叢生(凸凹)はほとんどありません。
しかし、歯の裏側ばかり見えています。
下段左右

前歯は上下ともかなり傾斜して前突しています。 前歯の根っこの部分の歯槽骨も、歯の傾斜に合わせて前にせり出しています。(上段左右)。

上下犬歯がしっかりと咬み合っていません。後ろの舌が透けて見えます。
上段左

右側上下顎とも第三大臼歯があります。
下段右)。 


診断 
上下顎前突症です。 

治療方針
お口元の改善が第一番です。
お口を閉じたときに、オトガイの筋肉の過緊張が少なくなるようにします。

上下の前歯の位置を内側に入れないといけません。 

上顎前歯の前突を改善するために、第一小臼歯を抜歯します。

下顎前歯も上顎同様に傾斜しているので、 こちらも第一小臼歯の抜歯をさせていただきます。

OAS(矯正用インプラント、ミニスクリュー、ネジ)を使用します。

使用装置
歯の外側のエッジワイズ装置



 

治療経過
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お口の中の写真 
治療の終盤に入ったあたりです。
上下顎の抜歯空隙が数ミリにまで減っています。
上下前歯の歯の表面がまっすぐに立った状態になっています。
私はこの状態がとても好きです。

上顎
OAS(矯正用インプラント、ネジ、スクリュー)を使用しました。(左上
OASはかなり上で奥に入りますので、外から目立ちません
植立時には麻酔をしますので無痛です。心配はいらないです。
上顎では、後上方に牽引しています。

従来の矯正では、抜歯空隙より前の歯の一団と後の一団との歯の引っ張り合いを行っていました。
抜歯空隙の前の一団は後ろに動いて空隙が閉鎖されてゆきます。これは目的に合いますが、同時に後ろの一団も前に動いて空隙を失っていたのです。
これが目的に反することなのです。 
(この状態をアンカレッジロスといって治療を難しくする要素でした。)

下顎
OASは使用の必要がありません。
下顎の大臼歯は固定源(アンカレッジ)が強いので、
簡単に前には出てきません。
奥歯と前歯のフックとを透明なチェーンで牽引し合います。これで十分です。



 

 

 

治療後 (2年10ヶ月の動的治療の結果)

改善のみられた口元大阪・茨木・矯正歯科京都・矯正歯科神戸・矯正歯科


お口元の写真
上下の唇の突出感は改善されました!(私の主観です。)

唇をリラックスさせてもらいます。先のインターラビアルギャップは2mm位に小さくなっています。
左から1つ目

唇を閉じていただきます。閉じ易さを感じておられるはずです。
上唇の突出感が著しく軽減しました。 まるでお鼻が高くなったようにも見えますね。(私の主観です。)
ナゾラビアルアングルは110°位になったでしょうか。

オトガイの過緊張は全くありません。 とてもきれいなオトガイのラインが出ています。(私の主観です。)
下唇が出た感じはなくなりました。(左から2つ目)(私の主観です。)

梅干状の筋肉の緊張は全くなくなりました、良好な治療です。(左から3、4つ目)(私の主観です。)

咬合の治療結果 前歯の矯正歯科 かみ合わせんの治療結果
上顎歯列の矯正歯科 下顎歯列の矯正歯科
 
お口の中の写真
上下歯列とも改善されました。
前歯の裏側は見えにくくなっています。
前歯が内側に傾斜したからです。
右側上下の第三大臼歯は抜歯になりました。
下段左右) 

前歯は上下とも傾斜の状態は改善されました。
歯の根元の骨の形も同時に変わっています。 歯根の移動と同時に骨の形も変形させることができます。 (これを骨の改造と表現します。) これを利用して審美的な改善が達成されました。(私の主観です。)

犬歯の上下のかみ合わせ関係が良好になりました。
上段左右)。

評価
治療結果は改善がみられました。(私の主観です。)

治療期間が2年10ヶ月。 しっかりとした治療結果を提供することができました。

叢生(凸凹)がない場合には、抜歯空隙のすべてを前歯の移動距離に用いることができるので、治療効果はとても大きなものになります。 そのときには、3年近くの治療期間を要することもあります。
 また、丁寧な治療を心がけますとどうしても治療期間が長くなる傾向があります。
この点は十分にご理解ください。
早くて良い治療はあり得ません。

 


先生から OAS使用を推薦します

最近、OAS(矯正用インプラント、ネジ)を使った症例がどんどんと出来上がってまいります。
OASを使わない従来型の治療では、改善は十分されていても、もうあと少しの改善ができれば理想的なのに・・・
と残念に思うことがありました。

ところが、OASの使用によって以前より改善が大きくなりました。
おおいなる技術の進歩によるものです。
このことは、治療を受けていただく患者さまにとって大きなメリットとなることは間違いありません。

 

●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x34回

この治療で生じる可能性があるリスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、治療内容によれば更に時間が必要なこともあります。
◆装置に慣れるまでお口の内側が痛いことがあります。
◆歯の移動時には痛みが伴うことがあります。
◆治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮することがあります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じる場合があります。
◆症例によっては、歯髄壊死が生じる場合があります。

◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療後に作り直さないといけないことがあります。

◆関節の状況が元々よくない人は、顎関節症が発症することがあります。
◆動的処置後に装置を撤去しますが、必ず歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
 これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置は重要です。 2年間は必ず通院してください。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)を複数本数使用する可能性があります。
◆矯正治療後に第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えるために削ることがあります。
◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、
  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払い
   ください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただ
  けないことがあります。

◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。

 


   

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