好田矯正歯科/症例(治療例)

 
 

  


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 上下顎前突症
  (その2)


上下顎前突症は上下の前歯が傾斜して前に出ている症例を言います。
お口元が出ていることが一番の特徴です。
歯列の矯正だけでなくお口元全体を視野に入れた矯正治療が必要です。

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治療前  40才 成人女性

主訴(患者さんが一番気にして訴えていること)は、上の前歯が前に出ていることです。

お口元の写真


鼻の下と上下の唇突出しています。 オトガイも前に出て見えます。
上下の赤唇が分厚く見えます。
力を入れてお口を閉じていただだいてますが、歯が少し見えてしまいます。

  

 
    お口の中の写真
上の前歯全体が相当に前にとびだしています(左側、右側)。
それにくわえて下の前歯も前にとびだしています。
一部の歯がねじれてはえています。

診断
 
この症例の診断は上下顎前突症です。
骨格そのものは受け口傾向の骨格。
上下前歯の傾斜度を矯正する必要あり。
  治療方針

上下の前歯をひっこめて口元の審美性の矯正。
上下前歯の機能の改善を目的にした矯正。
そこで犬歯(3番目)の後ろにある上下第一小臼歯を
左右であわせて4本抜歯の矯正をおこないました。

使用装置
エッジワイズ装置
 

 

 
治療後 お口元の写真 

鼻の下のふくらみや上下の唇の出た感じは改善されました。

”完全な美しさ”が得られたとは言えないですが、
矯正治療前より改善されました。

骨格が受け口傾向だったので、オトガイの状態は残っています。

上下の赤唇は少し厚み少なくなりました。
(すべて、私の主観による判断です。)

 
    お口の中の写真
患者さんが一番気にしていた上の前歯がとびでている問題はうまく矯正できました。

 
なかなか良く矯正治療できていると思います。
上下の前歯の傾斜が変化したことがわかりますね。
一部の歯のねじれた状態がなくなりました。

奥歯の噛み合わせもしっかりと良い関係が矯正によって得られました。
矯正治療期間は1年8月です。

専門医としての評価
この症例にように、歯の関係は改善できてもその結果が口元の審美性の改善に十分に反映できないこともあります。

その理由は、この患者さんが元から持つ骨格の状態によるものです。
先に述べたように、この方は骨格そのものが受け口傾向の骨格パターンをお持ちなので、矯正が終了してもその傾向が残ってしまいます。
 
もう一つの理由は、唇周辺の筋肉の緊張です。
歯が出ていた時には、力いっぱいに閉じることを何十年も(この方は)繰り返しておられたので、矯正治療後の歯の位置に順応して筋肉の緊張がなくなるまで期間が相当にかかると思われます。



 
●ここまでの治療費(消費税含む、令和元年5月1日現在)
検査料5.8万円
矯正料69万円
再診料3800円x30回

この治療で生じる可能性がある一般的リスク説明
◆すべての治療が計画通りに行くとは限りません。努力しても目標に到達できないこともあります。
様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する場合があります。
矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。治療開始は慎重な決断が必要です。
◆上記の治療期間はおおよその目安で、歯の動き方や治療内容に個人差があるので治療期間が延長することがあります。
最初は矯正装置による不快感、お口の内側に痛み等があります。装置に慣れる期間が必要です。
◆歯の移動時には浮いたような感じがあり、痛みを伴うことがあります。
装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療にはあなたのご協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
治療中は装置が付いているため歯が磨きにくくなります。治療中にはしっかりと歯と歯ぐきの清掃をしないと虫歯や歯周病ができることがあります。
◆口腔衛生管理はあなたの自己責任でしっかりと行ってください。定期的なメンテナンスも積極的に受けてください。
◆症例によっては、歯が動いて 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
◆症例によっては、歯ぐきが退縮する場合があります。
◆症例によっては、歯根吸収が生じて短くなる場合があります。
◆症例によっては、歯髄の
神経が障害を受けて歯髄壊死が生じる場合があります。
◆症例によっては、
歯と骨が癒着していて歯が動かない場合があります。
◆症例によっては、金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
◆症例によっては、歯を失う場合があります。
◆関節の状況が元々よくない人は、
「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症が発症することがあります。
◆症例によっては、歯が破接する場合があります。

◆症例によっては、歯の表層のエナメル質に元からあるクラック(ひび)が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、傷ついたり破折したりすることがあります。

◆人工物が装着されている歯は、人工物と歯の継ぎ目が目立つことがあります。
◆人工物が装着されている歯は、矯正治療前中後に作り直さないといけないことがあります。

矯正装置を誤飲する場合がありますのでご注意ください。
矯正用アンカースクリューを複数本数使用する可能性があります。
◆ストリッピング、カウンタリングといって歯と歯の間や歯の先端の形を整えたり、咬み合わせの微調整のために歯を削ることがあります。
◆矯正 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
 ※エナメル質には元からクラック(ひび)があります。このクラックは経年的に増えてゆきます。
◆矯正 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。再治療等が必要になる こともあります。
◆矯正
装置が外れた後、保定装置をしっかり使用しても歯は少し動いたり隙間があいたりすることがあります。
◆これをできるだけ最小限にとどめるために保定処置できるだけ長く使用しましょう。
◆矯正
装置が外れた後、骨格の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する場合があります。
◆矯正装置が外れた後、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が吸収すると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。
◆矯正装置が外れた後、第三大臼歯を(親知らず)を抜歯しないと思わぬ悪い結果につながることがあります。
◆治療は長期になります。 将来、その他不測の事柄が現れることもあります。

◆装置の作製、撤去には長い時間が必要です。 あなたのご協力をお願いします。

◆治療の予約時間は、混雑時には常にご希望のとおりにできないことがあります。
◆できるだけ毎回説明を含めながら治療をすすめますが、お口の状態は毎回変化しますので、  説明内容や治療手順は前回の説明と細かな点で異なることもあります。
◆矯正料はご予定の期日までに郵便振込でお支払い下さい。お支払方法は治療の進行に従って分割でお支払いください。
◆矯正料のお支払いが予定期日より大きく遅れますと、治療を継続できなくなることがあります。
◆虫歯の検診や治療費および抜歯等の外科的処置は上記の矯正費用に含まれていません。
矯正用アンカースクリュー(矯正用インプラント)の費用はすべて含まれています。
白いワイヤーのご使用は、一回あたり追加費用1500円が必要です。ただし、治療段階によってご使用いただけないことがあります。
◆治療に必要な歯ブラシはご購入いただきます。
◆あなたの結婚式等の自己都合で装置を撤去ご希望の場合、5000/歯の別の費用が必要です。
◆上あご前歯にはセラミック製装置を使用します。
◆下あご前歯には金属製装置を使用します。セラミック製装置を使用すると上あご前歯の先が欠けてしまうことがあるからです。
  それでもセラミック製装置を使用して生じる問題については患者様の自己責任となります。
 セラミック製装置から金属装置への交換は、5000/歯の費用が必要です。
◆矯正装置を紛失または破損されますと、再診料に加えて別途費用(材料費等)が発生します。(1000-20000)
◆領収書は再発行しておりませんので大切に保管しましょう。
◆再診料は将来改訂されることがありますのでご了解ください。
◆当院では、治療内容や結果を学会等で学術的な目的に使用する場合があります。
                                                                    

 


   

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