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 舌側矯正
  治療例
 (その1)

舌側矯正歯科治療を行った症例です。
上下顎前突症例を上下顎ともに舌側(歯の裏側)から治療ました。
ステップバイステップで写真で説明しています。

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1 人の女性です。通常の歯の外側からの治療ではなく、歯の内側(裏側)からの治療を希望されました。 この治療は舌側(ぜっそく)矯正治療またはLingual(リンガル)矯正治療とよばれています。 装置が外から見えるのがいやな方には良い方法ですが、小児矯正では一般的ではありません。    この治療方法は元々は日本で考案されましたが普及せず、米国において改良され臨床で使いやすくなり逆輸入される形で日本国内に普及しました。 せっかくの日本人のアイデアだったのに残念ですね。 日本人は海外から来たものを何でもありがたがりますが、矯正でも同じですね。
2 療開始です。この人は上下4本の第1小臼歯を抜いて治療します。
まず、装置を歯に貼り付けます。接着剤で歯の裏側に貼り付けますので、歯の裏側に金属が入っていると別の方法を使います。  上あごは 歯を抜いたばかりでワイヤーをセットしました。 上あごの前から2本目の歯(側切歯という)が少し内側に入り込んでいるので装置をまだつけていません。すべての歯に一度に装置をつけることができるとは限りません。ワイヤーは細い目のラウンドワイヤーを用いています。ラウンドワイヤーは断面がラウンド(丸型)形態のワイヤーです。 下あごはちょうど装置を付け終わったところで、これから歯を抜く予定です。 治療開始より0ヶ月
3 あごは少し歯がそろってきたようです。 前回のワイヤーと今のワイヤーのゆがみぐわいを比べてください。 今回の方がワイヤーがまっすぐになってきています。左側(向かって右側)の前から3本目の歯(犬歯という)の外側に、透明で小さなボタンを接着して透明なゴム(パワーチェーンという)をかけました。 目的は、その犬歯をはやく後ろに動かして、2本目の歯が前に出る場所を作ることです。 下あごも開始されました。 同じ理由で犬歯を外側から抜歯したスペースへひっぱっています。 この様に、歯の裏側からの治療といっても、外側から力を助けてやらないと治療はうまくゆきません。 
治療開始より1ヶ月。
4 あごの前から2本目の歯にようやく装置をつけました。 その他の部分もさらにならんできているようです。 下あごの犬歯(前から3本目)に装置をつけました。 前歯4本もそろってきましたね。 治療はなかなか順調です。 
治療開始より2ヶ月。
5 お、上あごの前歯は良くなりましたね。 きれいにそろってきました。
ワイヤーも少し太めで、レクタンギュラーワイヤーといって断面が角型形態のワイヤーです。 歯を動かす力のあるワイヤーです。 治療は第一段階のレベリングという操作が終了です。 第一段階ではすべて歯のレベルを合わせて、でこぼこをきれいにそろえるのが目的です。 ワイヤーはかなりまっすぐになり、ゆがみはあまりみられません。 下あごは第二段階に入りました。 この段階は、歯を抜いたスペースを閉じることが目的です。 太い目のラウンドワイヤーを使っています。 治療開始より5ヶ月。
6 あごの治療も第二段階に入り、下あご同様に歯を抜いたスペースを閉じることが目的です。 ここではかなり太いステンレス製のレクタンギュラーワイヤーを使っています。 上顎の真中に太い金属のワイヤーが横たわっています。 パラタルバーといって、左右の奥歯(大臼歯)をつないで奥歯を動きにくくしています。 この操作をスタビライズといっています。 奥歯の外側にも短いワイヤーがあるのがわかりますか? これをセクショナルワイヤーといって、前で述べたスタビライズのために使っています。 前歯をへっこめるときに後ろの歯が動かないように安定化させるためのテクニックです。 
治療開始より9ヶ月。
7 下のあごともに歯を抜いたスペースがほとんどなくなりました。こうなりますと、患者さんの気分もルンルンですね。 けれどもそろそろこの辺からおかしくなり始めます。 患者さんの緊張感がゆるみ始めて治療のお約束時間をを守っていただけなくなりはじめました。 第二段階もあと少しというのに・・・。 
治療開始より1年3ヶ月。
8 れも第二段階の歯を抜いたスペースを閉じているところですが、別の方法を用いているところです。 パラタルバーははずしました。 このころ、治療が効率よくすすんでいません。 技術的理由と言うよりも、患者さん側の理由です。 内側で治療する方にときどき見られますが、ここまでくると、安心してしまって一生懸命に通院してくれなくなります。 7の写真とほとんど変わってないじゃありませんか・・・。
  このあと、第三段階として、細部の修正を行います。 ほんの少しの歯のゆがみや段差をそろえるために行います。 まあ、簡単にゆえば仕上げの段階ですね。 
治療開始より1年8ヶ月
9 めでとうございます。
少々、時間がむだになりましたが、ようやく装置が取れましたね。 よく頑張りました。 だけども、はぐきが炎症を起こし腫れて赤くなっています。 舌側矯正で治療した人はこのようになる場合が多いですが、あとから歯ブラシをちゃんとすればよくなりますよ。 
治療期間2年3ヶ月。

 


   

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