FAQ36 

 
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Q36.矯正の検査はどのようなことをするのですか?
矯正の検査は、矯正歯科治療を開始するにあたり、必ずおこなう必要があります。 レントゲンの撮影、口腔内写真の撮影、顔面写真の撮影、模型作製、咬合採得(上下のかみ合わせの記録のこと)を行います。
 
@パノラマレントゲン撮影 ACephaloレントゲン撮影と分析


 歯科用の”パノラマ”とよばれる顎の骨全体を撮影するレントゲンです。骨の内部の状態がわかります。 白く写るのは虫歯の治療跡です。歯の数や智歯(親知らず)の有無を知ることができます。 この方には、左右上下4本とも智歯(親知らず)があるようです。 だから歯の数は8x4=32のはずです。数えてみますか? 
 小児であれば、骨の中に永久歯が準備されている状態が把握できます。交換の状態がわかります。





 左のように、頭部を耳で固定し常に一定条件で側方からエックス線を照射する規格撮影です。矯正歯科専用のレントゲンで側方頭部X線規格写真、別名”セファロ”とよばれます。 
 このレントゲン診査は矯正歯科には絶対不可欠なもので、これなしでの診断は大きな誤りを犯したり、治療は非常に低級なものになるとお考え下さい。
 残念ながら、現状ではこの設備がないのにかかわらず、矯正歯科を行っている歯科医院が数多くありますのでご注意ください。
  さて、現像する左のようになります。 ちょっと、怖いですか?
 よくみると、上下の前歯が写っているでしょう? そして、奥歯の虫歯の治療跡は白く写っているでしょう。 @のパノラマレントゲン写真と同様ですね。(同じ人ですよ) ただし、左右が重なって写るので判別が難しいときもありますね。 このレントゲンが重要な役割を果たします。
 撮影されたレントゲンフィルムの上に薄い半透明のトレーシングフィルムをおき、ライトボックスの上で画像をトレースしてゆきます。 これは鉛筆で手、作業で行われます。 角度や距離を計測してゆきます。 この段階にコンピューターを応用することもできます。
  計測が終わった状態です。 数値が書き込まれていますね。 この数字を元に、その症例を分析してゆくのです。 たとえば、上下の前歯の傾斜度が数値で表現可能です。 このケースは、上下の前歯がかなり前突している状態だな、 奥歯のかみ合わせ状態は悪くなさそう、また、軽度の骨格性の上顎前突症がみられるな、上下の唇は軽度の突出があるよう、だから、抜歯を考えてもいいかな・・・・。 なんてことをこの段階で考慮します。 
B写真撮影 C模型作製


顔面写真です。 お口元を中心にみます。 唇、オトガイ、鼻等のバランスを評価するためと、治療後の再評価に必要です。
 この写真のように笑って頂いたときの歯の見え方を記録する場合もあります。



口腔内写真です。 記録を残すために撮影します。 治療の途中でもしばしば撮影し、変化を患者さんにみていただきます。
 模型ではわからない歯とはぐきの色調もわかります。
   模型を咬合器(こうごうき)に装着した状態です。 咬合器というのは人間の顎の関節を中心にかみ合わせの機能を再現するための装置です。 普通に上下にかんだときだけでなく、下顎を前に出したり、左右へずらせたりする場合の上下の歯の関係が良くわかります。 虫歯の詰め物や入れ歯もこの装置を使って作製されています。
  咬合器を操作しているところです。 ちょうど口をあけた状態で、下顎を左に振るような運動を再現しているところです。 
 下記の平行模型に比較すると作製に時間と労力がかかりますが、得られる情報はたいへん貴重です。
 私は成人の矯正治療には必ずこの装置を用いて診断を行います。
  平行模型です。 咬合平面(上下のかみ合わせの面のこと)と模型の上下面を平行に作るのでこの名前がついています。
 たいへんきれいに作られているので、見た目は美しく、整理にも都合がよいですが、咬合器に装着されていないため機能の再現が困難です。
 私は成人の矯正治療には、低規格な平行模型を用いて診断をすることはありません。
 
   手でこのように持って機能診断がつくでしょうか? この平行模型でわかることは、上下のかみ合わせる関係のみで、顎の機能まで診断がつきません。 この模型だけでは内容が足らないのです。 咬合器への装着は不可欠です。
   こうして作製された資料をもとに高度な診断を下し治療計画を考えます。 検査結果は後日、必ず患者さんに見ていただき、十分納得を頂いた上で治療を始めさせていただきます。 
   検査は約1時間程度です。 検査日は検査のご希望があってからできるだけすみやかにするようにしています。

 


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